アプリでの出会いはやっぱりロクでもない

なかなか良い方で出会えませんでしたが。。。

私はYCCという出会い系アプリ(サイト)を利用していました。当時、ちょうど付き合っていた人を別れ、気休めというか少し遊べるような人いないかなぁと軽い気持ちで登録しました。アプリに登録してすぐに男性からたくさんのメッセージが届くようになりました。中には、完全にヤリ目的な人やサクラと思うような人もいましたが、意外と普通な人が多いなというのが最初の印象でした。何人かとやりとりをして、何人か実際に会いました。夜は怖いので、いつもカフェとかランチとか昼間で人がたくさんいるような場所を選んで会ってみました。実際に会ってみると、変な人や気持ち悪い人もいましたが、その中のひとりと意気投合し、何度かデートをしました。その人は、外資系の大手企業に勤め、アメリカの一流大学卒業でいわゆるエリートと呼ばれるような同い年の人でした。スポーツもやるし、コミュ障でも根クラでもなさそうだし、こんな人がなんでこんな出会い系やっているんだろう、と正直思いましたが、デートをする中で、その人の紳士的で頭のよさが分かってわかってきて、その不安と疑問は徐々に薄らいでいきました。たまたま自宅が近所だったこともあり、平日の仕事終わりにも頻繁に会うようになり、デートを重ねて1ヶ月経過したぐらいに告白されました。久しぶりに尊敬できる男性と出会えたことが嬉しくて、交際の申し込みを快諾し付き合うことになりました。その時は本当に幸せな気分でした。

同棲までしたけど。。。

彼と出会ってから、一切のそのアプリは使わなくなりました。使う必要がなくなったからです。女性は特に利用料などお金は発生しませんんが、会員のままだとどんどん男性からメッセージが来て、彼と付き合い始めた私は、そのメッセージの煩雑さからアプリから退会することにしました。
交際を始めてから、頻繁に会っていると、だんだんと互いの家を行き来するのが面倒になり、3ヶ月後くらいから片方の家で同棲生活を始めていました。私たちは、出会った当初から1年間遠距離になることになっていました。遠距離になってしまう前に、信頼関係をしっかり築いておきたいということもあり、家事など一生懸命やっていました。自分も仕事をしていましたが、毎朝お弁当も作っていました。そうして、遠距離になる前には自然と結婚の話も話題に上がるようになっていました。私は、内心嬉しくて1年間の遠距離なんてへっちゃらだと思っていました。
実際に遠距離が始まって最初の半年はかなり順調でしたが、そこかから彼は仕事を言い訳に連絡を前みたいにくれなくなっていました。それでも、遠距離が終わったら元通りだと信じて、自分を励ましていました。そして、遠距離の1年間が終わり、同棲再開の日取りも決まりました。私は、その日を心待ちにしていました。しかし、私の気持ちは見事に裏切られました。同棲再開を予定していた当日、彼から電話があり、好きな人がいるから同棲できない、と遠まわしに振られました。
理解ができませんでした。一人の人間として、その人間性を疑いました。
そして、こんな高スペックな人がなんで出会い系アプリなんかやっているのかをその時はじめて悟りました。


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