暇つぶしで始めた出会い系
40代男性です。サラリーマンをしていますが、昨春から日本海側にある地方都市に単身赴任をすることになりました。都落ちとかではなく栄転含みの転勤なので家族と離れるのは寂しかったですが、それでも久しぶりに一人暮らしという事でウキウキでした。
最初は仕事も忙しく、新しい生活になれるのに必死という事もあって、寂しさなどは感じませんでしたが、それも落ち着いてくると徐々に一人の時間を持て余すとともに寂しさを覚えるようになってきました。
そんな時にスマホをポチポチと触っていると目についたのが出会い系サイトのバナー広告です。今までこの手の物はやったことはないのですが、折角だからという誘惑とともについつい使い始めてしまいました。
初めて使う出会い系サイトには最初戸惑う事も多く、仲良くなりたいと思う女性がいても同アプローチしたらよいのか分からないといった感じでした。しかし一人で暇な時間だけは持て余していたので、結構研究しながらなんとか女性と少しずつメールのやり取りなんかを出来るようになってきました。
ちなみに方法は特に難しい事はせず、登録した女性のプロフィールを確認して趣味などが有ればそれを織り込みながら最初のメールを出すというものです。それと出会い系サイトではメールを送るたびにポイントが掛かるのですがそれをあまりケチらないという事です。
そうこうするうちに一人の女性とメールのやりとりを頻繁にするようになってきました。
出会った由美子という女性
彼女の名前は由美子と言います。僕と同年代の主婦です。子供も一人いて、週3でジムのパートしているという事でした。
由美子の話では、由美子の旦那さんは、割ときちんとした人で地元のインフラ系の企業に勤めているという事でした。しっかりしたところなので休みもちゃんとあり、残業もそれほどないらしいのですが、うちの事は全て由美子さんに任せっぱなし。休みも自分の趣味に没頭して子供の相手もしない。由美子さんにねぎらいの言葉も全くなく、それでいて外面はものすごく良いという人だという事です。由美子さんは、そんな旦那さんに寂しさを感じて出会い系サイトを利用するようになったという事でした。
僕はどうしても由美子さんに会って由美子さんに直接労りの言葉をかけてあげたいと思うようになりました。由美子さんを何度か誘ってみましたがなかなかいい返事をもらう事が出来ませんでした。しかしとうとう由美子さんから良い返事をもらう事が出来ました。
初めて会った由美子さんは清楚な感じのミドルヘアー黒髪の清楚のな感じの女性でした。
僕は由美子をドライブに連れ出し、車内で色々な事を話しました。彼女の不満、日常思う事、こういった事は初めてであるという事。僕の事も話しました。
僕はあまりこの辺の地理には詳しくないのですが事前にリサーチしておいたあまり人の来ない海辺の駐車場に車を停めました。そして由美子さんに「とても会ってみたかった、会ってみたら魅力的な女性で好意を持った、自分と特別な関係になってもらいたい」という事を言いました。由美子さんはちょっと戸惑った風で「少し考えさせてほしい」と言いました。
その夜由美子さんを送った後、食事をしていると由美子さんからメールが来ました。内容は「お付き合いします」というものでした。
僕は単身赴任中の間、出会い系サイトで出会った由美子と素晴らしい関係を築くことができています。