チャットサイトの「ラブルーム」の体験談
少し前の話になりますが、2ショットのチャットサイトで恋人を作った経験があるので、今回はそのお話について書いていこうと思います。
その当時からスマホアプリを使った出会いが盛んでした。「ハッピーメール」や「ワクワク」「YYC」「ASOBO」といったアプリがかなりの人気がありました。
当時彼氏募集中だった私は、友達にこれらのアプリを教えて貰って登録していました。
もちろん男性からメッセージも来たり、遊びの誘いをもらったりもしたので沢山活用はしましたが、なんとなく夜の暇な時間に…通勤中に…ちょっと嫌なことがあったときに…誰かと話したい、という気分を満たしてくれるのは、出会いアプリではなく、ブラウザのチャットサイトでした。
「ラブルーム」というチャットサイトです。
ブラウザ版ということもあり、ガラケーを使っているような世代の方も沢山いらっしゃいました。
女性は20代後半~50代の人妻さんまで、男性は20代学生~60代の初老の紳士までいらっしゃいました。
アプリだと大体が男性側がポイント制・課金制になっているので、ゆっくりメッセージのやりとりをすることが出来ません。
しかし2ショットチャットは違います。ずっと会話していても大丈夫ですし、相性が悪いなと思ってもトークルームを退出すればおしまいです。それにアプリだとその人の素性がわかってしまうので、なかなか切りにくいものです。
そんな理由から、ちょっと誰かと話していたいなと思うときは2ショットチャットを利用していました。
まさかチャットサイトで恋人が。。。
しかし雑談目的でチャットサイトを利用していたので、恋活するつもりは全くありませんでした。
またこのラブルームはジャンルが細かく分かれており、地域別ルームや雑談ルーム、男女ルームなど沢山あります。
男女のルームはいやらしいものも沢山あったので、私はいつも雑談ルームでチャットしていました。
しかしチャットサイトを利用するようになってから1年経った時、何気なく雑談ルームではなく、自分の住んでいる地域ルームでチャットを開設してみました。
田舎の県だったので、10分ほどたってもなかなか誰も入室してくれませんでした。
いつもの雑談部屋に戻ろうとしたとき、M君という男性が入室してきました。
このM君は偶然にも私の職場と近い所に住んでいて、年齢が近いのもあってすぐに地元トークで意気投合しました。
チャット内では写真も投稿できたので、なんとなく流れでお互いの写真を交換をしたところ、M君はとても爽やかな男性でした。
M君のほうも私のことを気に入ってくれたようで、それから毎日のように待合ルームで待ち合わせしては寝るまでずっとチャットをするようになりました。
そんな関係が1か月ほど経ち、M君と直接遊んでみたいという思いが募ったので、私からM君を飲みに誘いました。
M君も喜んで来てくれて、職場の近くの居酒屋で飲み明かし、会ってみても波長が合ったのでそのままお付き合いに発展しました。
まさかチャットサイトで恋人が作れるとは思っていませんでした。その後M君とは残念ながらお別れしてしまいましたが、今でもとても良い思い出です。