サクラの意味
出会い系サイトや、アプリを利用しているという方も多いと思いますが、こういった出会い系サイト、アプリを利用する際には、くれぐれも「サクラ」というものの存在に気をつけなければいけない…ということを聞くことが多いです。
そもそもこちらの「サクラ」とはどういった意味なのでしょうか。サクラとは何を指すのでしょうか。まず、サクラは、春に咲く日本の桜に例えられているといえるでしょう。日本の桜は、3月下旬頃に咲き始め、そして4月の半ばぐらいにはぱっと鮮やかに散ってしまいます。
それと同様に、サクラは、その場をぱっと明るくさせて、一定の間だけその場を盛り上げる人という意味で使われることが多いです。
売り手とグルになって客の中に混ざってその場を盛り上げたり、パーティーなどの会場で盛り上げ役としてその場に紛れ込んだりと、サクラはさまざまな場所において存在しています。サクラの役割は、その場に紛れこむことによって、その場を盛り上げるという役割がありますが、中には率先して商品を購入することによって、その商品を褒めてみたりして、その場にいる人にも購入する気持ちを起こさせる役割も持っています。
つまり、サクラとはやらせであり、テレビの中でも存在していることがあります。サクラは、テレビ局で既に用意がされており、街頭インタビューと称しながら、最初から人を用意していることがあります。こういったヤラセのことをサクラと呼ぶこともあります。
出会い系サイトでのサクラについて
サクラとは、このようにさまざまな場所に存在している「盛り上げ役」や「ヤラセ」などを指すといえるでしょう。そこで、出会い系サイトやアプリにおいてのサクラについてここでは詳しく見ていきましょう。
まず、出会い系サイトのサクラの場合には、サイトの運営者があらかじめサクラという形で、採用をして、用意しているケースが多くなっています。
つまり一般利用者のふりをしているだけであり、もともとサクラとして雇われていたりすることがほとんどです。出会い系サイトは、どんな人間であるかも偽ることが出来ますし、実際に会ってみるまでは、いくらでも自分を装うことが出来ます。
このため、名前、職業、さらには写真も本人ではなくても問題がないことが多いです。最近では、本人確認の書類などが必要となる出会い系サイトも増えてきましたが、そうではないサイトでは、このような手口で、男性利用者を誘うサクラが存在しています。
客寄せのために、こちらのサクラは雇われていることが多いですが、サイトを盛り上げるという意味でこちらのサクラは存在していますし、さらには男性の会員相手に、ポイントを搾り取ったり、あるいは有料コースを勧めたりと、月額課金をさせることが目的であることが多いです。
最初は、無料登録で始めることが出来る出会い系サイトも、途中からポイント課金が必要となるケースが多いですが、会員に課金をさせるため、サクラを大量に採用している悪質なサイトもあります。
サクラを見分けるには
出会い系サイトには、サクラがこのように存在しているのですが、その簡単な見分け方があります。
それは、登録したばかりなのにもかかわらず、いきなり可愛い女性からメールが来る場合です。無料登録をしたばかりなのにも、関わらず、いきなり大勢の女性からアプローチを受けてしまい、そして有料会員になる…というケースもありますが、サクラの場合、有料会員となったと同時に消えてしまうこともあります。
さらに、サクラの場合には、最初のファーストメールの時点で、デートや、連絡先の交換を提案することが多くなっています。
そして、実際に会おうとした場合や、実際に連絡先の交換を提案しようとすると、はぐらかされたりと、そういったケースが多いです。サクラの場合には、最初から積極的であったり、不自然に頻繁にメールをしてくることが多いですので、このあたりで見分けることが出来るといえるでしょう。
また、有料のコースに誘い込んだり、あるいはポイントの購入をすることが必要になったりすることも多いので、このあたりを判断基準としてみましょう。相手がサクラの場合は、プロフィール写真も、誰が見ても、可愛いと思うような女性の写真であることも多いので、あまりにも可愛すぎる女性だった場合にも、サクラを疑ってみる必要があります。
最近のサクラの手口は非常に巧妙であり、ファーストメールのやり方や、メールの方法など、今までと趣向を変えてくることもありますので、常に疑って見分ける必要があるといえるでしょう。
