メリット・デメリットを考えてSNSを利用する意味

SNSとは

インターネットは非常に便利で、色々な情報が調べられたり動画や音楽を楽しむ事ができます。そんな中で特に注目されるべきはネットでの「交流」でしょう。
スタンダードなブログは歴史も深いですが、近年主流となっているのは「SNS」と呼ばれる相互間でやり取りするサービスです。
SNSは正式にはソーシャル・ネットワーキング・サービスと書くのですが、社会的ネットワーク(=コミュニティ)を提供しているという意味になります。コミュニティでは1対1という集まりだけでは無く、複数集まってさらに楽しむ事も可能になります。ブログサービスもしくはメールサービスの延長にあって、それらが合わさってできたと考えて良いでしょう。
例えば「アメーバブログ」は国内人気が高いですが、一般的にはSNSと認識されています。アメーバピグやグルっぽなど、コミュニティサービスと連携が深いためほぼシンプルなブログには見えない事でしょう。
そういった「交流の密な」ブログサービスのメリットは、意見交換が非常に活発にできる事です。例えばあるアーティストに関するコミュニティのように、あるアーティストのブログのコメント欄は活発に盛り上がるでしょう。
ブログの持ち主が何か返信をしなくとも成立します。もちろん一般人の人気ブロガーは返信をしっかりして、ファンの心を掴んでいる方は多いです。
ただのブログでは無く、SNSを使う事はファンを掴んで離しにくいというメリットもあるのです。

SNSを利用するときに注意する点


SNSの中でも世界的に知名度の高いサービスと言えば、「Facebook」は必ず挙げられるでしょう。
Facebookは日記も書けますし、写真投稿の際にも便利です。使いやすさはあるのですがそれでも使うのを躊躇う方は多く、その理由は実名で利用するサービスだからです。例えばオープンな間柄として、会社や学校内のリアルの繋がりの中で使う分には便利なサービスになるでしょう。
しかし反対に、ネットで新しく交流を深めたい際には「ハンドルネーム」などの方が都合が良い場合が多いです。根本の所として「プライバシー」が失われる事は、SNSにおいて致命的なデメリットになる事が挙げられるでしょう。
公には出していない趣味やプライベートな生活が、現実での知り合いに知られるのは抵抗感も大きいでしょう。
Facebookは元々そういった事を了承して始める方ばかりでしょうが、そうでない場合、例えばGoogle+などのアカウントが知られてしまうなどの方が抵抗は大きいと思われます。
Google+は表示名をハンドルネームにする事は可能ですが、基本的に実名を記入する欄がありそれがデフォルトです。
Google+はGメールやGoogle Playとも同じアカウントですし、しかも自動的にGoogle+ページは作られます。そのため抵抗感を感じないままに利用開始して、それが元でいつしか素性が知られるというパターンもあります。
このような事もありますから、サービスの特徴を把握しておく事は利用していく上で役立つ考え方なのでしょう。

SNSの危険性


今ではSNSとは様々な所で見られるものですし、オンラインゲームもそこに含まれる場合があるようです。確かにチャット形式で、同じ趣味の人が集まってグループなども作っているのですからまさしくSNSです。
オンラインゲームは以前より「依存性が高い」と言われています。
それこそ徹夜で何時間もプレイするような、そういった魅力があるとも言えますが生活習慣を乱すほどまでいくのは通常は好ましい状態では無いのでしょう。
GREEなどはゲーム系SNSとされていますが、交流などやりこみ要素も多いためやはりハマり込みやすい作りと言えるでしょう。
もちろんメリットもあって、一緒の場所に居なくてもゲームが一緒に楽しめる訳です。ネットを使う最大のメリットは、どんなに遠くに離れていても距離に関係無く交流可能な部分にあります。
そしてその反対の側面がデメリットにもなり、つまり世界中に発信される事でその影響力も増えますから「炎上」に繋がりやすい訳です。
Facebookでちょっとした意見や考えを書いただけなのに、どこからか不特定多数の人が掲示板などで広めてバッシングされるなどです。
SNSでちょっとした書き込みがきっかけでネットを引退した方も多いようです。
メリットの大きさは反対にデメリットの大きさにも繋がり、上手く利用していかないと自分の生活や心を乱す事にもなります。
自分が楽しめる範囲で、こういったサービスと付き合っていけるのが誰にとっても理想的なのかもしれません。